2014年2月21日金曜日

第12回市役所大通り街並み委員会が開催されました


220日(木)に、第12回市役所大通り街並み委員会が開催されました。

まちづくり手帖を他商店街・他団体の方々と共有

 20135月から検討を重ねてきた市役所大通りのまちづくりのビジョンが「市役所大通りまちづくり手帖」としてまとめられました。まちづくり手帖は街なか創生協議会のホームページからダウンロードできますので、是非ご覧下さい。
 今回は、このまちづくり手帖を行政関係者、石巻の街なかで活動される各団体や他の商店街の店主の方々へ紹介、共有しました。
 
 

中央1丁目2番地区の復興公営住宅について

 続いて、市役所大通りの南側に計画中の復興公営住宅に付設される広場について、これまで出された意見をもとに計画案が示され、これについて意見交換を行いました。出された意見は以下の通りです。
<南側>集会所・広場

・公営住宅に住まわれる方々が利用する花壇
・集会所に広場への開口部を設ける
・駅へのサイン(市役所大通りへ誘い込むような)
・農園、田んぼ、畑を設け地域(小学校など)で育てる
・水場を設ける ・物入れ、倉庫
・自転車置き場を設けて学校が管理
・子どもが遊べる、高校生が立ち寄れるような空間
・名物になる様な樹を植える(現在在る古木を移植する)

・クリスマスの飾りつけなど学生と一緒になって出来るような工夫
・映画を上映できる空間 ・集会所から広場が見えるようガラス張りにする


<北側>広場・通りに面する住宅の壁面

・デザインに配慮した自販機の設置
・住宅一階の壁面に展示、広告スペース(お店の紹介や小学生の作品)
・壁際に屋台、BBQのためのスペース
・参道の両側に旗や幟(賑やかさの演出)
・石畳に有料で彫刻(名前など)
・萬画神社+防災の説明パネルの設置
・歩道との境に物を置かず、道と一体的な利用
・建物の表に誰でも利用できるトイレを付ける
・田植えが体験できるような小さな田んぼ
・壁を隠すように植樹 ・種類の違う樹や花
・高齢者のためのウッドチップ舗装
・街路灯の他に灯り ・車が停まれるような場

その他>

・通り、まちの名称変更(案:日和門前町)
・復興公営住宅にも、皆に喜ばれるような名称(愛称)をつけてはどうか

 手帖にうたわれている通り、新たに住まわれる方々を受け入れていくまちづくりが、早速、公営住宅広場を切り口に進められています。今後はこのように、この手帖に則りながら、道路の設計、各個店の設計、防災に向けた取組み等を行っていく予定です。描いた将来像にいかに近づけられるか。これからがまさに正念場です。

次回は、街並みの要素となる色彩について、専門家の方を交えながら検討を行う予定です。





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